ドイツにて多様性を思う

23日から年末休暇をとってまたミュンヘンに来ています。

10年前、前夫にくっついていわゆる「駐妻」として2年間暮らしたミュンヘンの街が気に入り、夫とは随分前にさよならしたけど、それからも毎年訪ねる数少ない街。


当時仕事を辞めて夫にくっついてきた私、ドイツでも日本人並に深夜まで働く夫を尻目に、時間を持て余していたわりには、駐妻コミュニティにも居心地よさを見い出せなかったので、しょうがなく毎日ドイツ語学校に通っていました。


当然ながらドイツ語学校に来るのは、ドイツにいながらドイツ語を話せない外国人たち。

ポルトガル、ウクライナ、中国、キューバ、タイ、クロアチア…景気のいいドイツには様々な国から様々なバックグラウンドを持った人達が集まってきていました。

みんなで集まるとそれぞれの国についての質問タイム。とんでもない質問(「日本は中国の何州か」?とか、SONYのハンディカムを持ってるフランス人に「アンタの国にはこんないいモノないでしょ?」とか言われたり…)も数々ぶつけられたけど、まあ私も似たようなもんで、いかに自分や他者が偏見に満ちた目で他国を見ているかが明らかになります。


外国で、その国が母国でない外国人として暮らすということは、どの国の人にとっても、おそらく「自分の母国とは何か?」を強く感じる時間であったのではないかと今になって思います。

世界がさらに狭くなるこの頃、今回も父親が日本人で母親がドイツ人の夫と、父親がドイツ人で母親がニカラグア人の妻の夫妻のお家にお邪魔して、なぜか「すき焼き」を食べるという会に招かれました。

「母国とは何か?」を、ゴマダレをつけながらすき焼きを食べるその夫婦の子どもたちを見ながら考えます。そして日本の多様性なんて屁みたいなもんだなと。


ちなみにその娘はビーガン(ベジタリアンのさらに厳しいやつ。乳製品も一切とらない)なので家庭内でベジタリアン用のすき焼きの鍋も別に用意されているという多様性ぶり、慶子さん、どう思う?(S)

株式会社ヒキダシ 代表取締役のブログ

個人と企業の潜在力を心底信じて引き出して、社会と有機的に繋ぐためにそっと背中を押す 「株式会社ヒキダシ」の代表取締役CEO岡田慶子とCOO木下紫乃が綴るブログ。

5コメント

  • 1000 / 1000

  • Keiko_okada

    2016.12.26 14:30

    @踊るネコさんす、凄すぎ!!!ブログも斜め読みで恐縮ですが…拝読しました。いろんなことを経て今がある…ヒキダシの私たちとの共通点が多々ありそうです。自らが希望になるという言葉も響いています。そして名古屋に住んでいらっしゃる!実家が名古屋の2人です。いつかお目にかかって、お話を伺える機会があることを楽しみにしています。あぁ、このご縁を嬉しく思います。
  • 踊るネコさん

    2016.12.25 23:25

    @Keiko_okada元々大学院で研究していたのですが結婚を機に名古屋に来まして、仕事しながら子供産み育てながら空手の選手もやりまして。気がついたら世界大会の表彰台に最年長で立つまでになって(笑)スポーツ選手になって外傷に関心が出て、NSCAパーソナルトレーナーの資格と柔道整復師の免許を取り、今度は鍼灸の資格も取って四月から鍼灸接骨院を開くつもりでいます。Ameba Owend ブログでは素性を公表してませんが、こんな感じの者です。宜しくお願い申し上げます。 https://matome.naver.jp/m/odai/2141334299977668001
  • Keiko_okada

    2016.12.25 16:44

    @踊るネコさんありがとうございます!どんなことなさるんでしょ?