完全休業

株式会社ヒキダシCOOの木下紫乃です。

相変わらずドイツからです。


ドイツでは24日午後、つまりクリスマスイブの午後から26日まで、一斉にお店がお休みになります。これは私が昔住んでいた15年前から変わらず。


というのもドイツには「閉店法」という法律があって、土曜午後や日曜祝日は店を閉めなければならないという状況が脈々と続いているからで、今年は12月24日が土曜日だったため、26日の祝日まで会社も商店も一斉にがっつりお休みをとるわけです。

一斉と言ったら本当に一斉、空いているのはせいぜい駅の中にあるコンビニのような店だけ。世間が観光シーズンだろうと、書き入れ時だろうとお構いなし。


夜中だろうと正月だろうと煌々と輝く24時間営業のコンビニが100メートルおきにある東京とは大きな違いです。


でもそこに住むドイツ人達はさしたる不便も感じてなさそうで、土曜日の午前中に買い物を済ませ、午後からは散歩や美術館、夜はコンサートを楽しむ人達が多い。


でも思えば日本だってほんの数十年前までは、どんなお店だって少なくとも週1日は休みがあって、お正月は3日までほとんどの店は閉まっていた。年末に正月の食糧を買い込むのが恒例になっていた家も多かったのではないかしら。


ドイツの「閉店法」が続く裏には、「会社員だろうが商店を営んでいようが、人は働くために生きているわけではない。休む時には休むべき」という精神が強く流れている(まあ実際は小売店保護、労働者保護など大人の事情も色々あるだろうけど)。


社会全体の基盤に人は合わせる。土日が休みならそこに合わせた人の消費ペースがある。

日本のように24時間365日店が開いてる状態を基盤とすれば、他のサービスもそこに合わせていくし、人もそこに合わせていくしかない。本末転倒でも。


それが本当に人にとって幸せな状態なのか?

もう一度問い直してもいいかもしれない。


というわけで今日は一歩も外に出ずに友人と1年分語り倒した1日。ハンバーグまで作ってもらいました。


慶子さん、「食の多様性」第2回目楽しみにしてます。

明日から3日間バルセロナへ移動します。

ほぼ日ですが、PCつなげなさそうなため、私もしばし「完全休業」。ってことで、戻ってきたらまた書きます(S)

株式会社ヒキダシ 代表取締役のブログ

個人と企業の潜在力を心底信じて引き出して、社会と有機的に繋ぐためにそっと背中を押す 「株式会社ヒキダシ」の代表取締役CEO岡田慶子とCOO木下紫乃が綴るブログ。

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