変化の時代の「自分ダイバーシティ」①

慶子さんから「紫乃さんにとっての自立は?」と深い問いを投げられた木下紫乃です。

ここはね、私もすごく思いがあるのです。というか、その部分で慶子さんとピッタリ思いが重なって、会社を作ったようなものだから。


私は2013年からいい年して、大学院に2年通ったこともあり、若い友人が多いのですが、彼らから「これからどんな職業についたらいいですか?」とか「どんな資格を持ってるといいですか?」と聞かれることがある。


これだけ変化の早い時代に、この質問に答えることは本当に難しい。

2014年にはすでに「AIによって消える職業」といった論文も出ているが、それすら3年経って変化してきてるはずで…。

(※英オックスフォード大学でAI(人工知能)などの研究を行うマイケル・A・オズボーン氏の論文『雇用の未来』の中で、コンピューターに代わられる確率の高い仕事として挙げられたものを週刊現代が記載したものを転載)


そんな中で、私が若い人や相談には、「資格や職業という概念も大事だけど、自分の『居場所』を、少なくとも3つ同時に持つことはどうだろう?」という提案をしている。


1つ目の居場所は「今自分のやっていることがすぐお金になる場所」。

まあ普通は会社とか、本業とか言われる仕事のこと。


2つ目の居場所は「もしかしたら今やっていることがいつかお金になるかもしれない場所」。

これは、今だと副業的な仕事とか、プロボノとか、誰かの新事業の手伝いとか、あるいは農業とか…一気に選択肢は広がる。なんたってすぐお金にならなくてもいいんだから。


そして3つ目の居場所は「お金にならなくてもいることが楽しいと思える場所」。

これは趣味かもしれないし、ボランティアかもしれないし、たまたま何かで知り合った人達とのたまの飲み会かもしれないし、ご近所さんの集まりかもしれない。


ポイントは「居場所を行き来する」ということと、それぞれの居場所が「雰囲気やルール、そこに集う人達が異なっている」ということ。


少なくとも、そういう異なった「居場所」や「コミュニティ」を持つことは、変化の早い時代の最大のリスクヘッジになると思う。


だって、時代の変化が早ければ、もしかしたら「いつかお金になる」と思っていたことが、「すぐにお金になる」になる時期が突然くるかもしれないし、「お金にならなくても楽しい」と思っていることから「いつかお金になる」の兆しが見えるかもしれない。


ここで言いたいのは、「お金になることが大事」ということではなくて、いつ何がどうなる分からないから、関わる場所をいくつか持っておいた方がいいということ。


私はこれを「自分ダイバーシティ」と呼んでいます。

ダイバーシティについては、昨今よく、組織の中でもダイバーシティが言われるけれど、一人が居場所を複数持つことだってダイバーシティだと私は考えています。


長くなったので「自分ダイバーシティ」のさらなる話と、それを実現するために何が秘訣かという話は、次回に…(S)。















株式会社ヒキダシ 代表取締役のブログ

個人と企業の潜在力を心底信じて引き出して、社会と有機的に繋ぐためにそっと背中を押す 「株式会社ヒキダシ」の代表取締役CEO岡田慶子とCOO木下紫乃が綴るブログ。

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