居場所は自ら見つけていくもの、奪ってはいけない

「もしも、あたなと同級生だったら

きっと当時から仲良くなっていたと思うんだよね」

10数年前の言葉の意味はいまだ不明ながら

互いに当時の職場を離れても連絡を取り合い

そんな付き合いが続いている方と久しぶりに会ったことを

久しぶりの更新になってしまったブログに書こうと思う

ヒキダシ屋女将の岡田慶子です。




当時、その方は飲食チェーン会社の教育担当部長。

その後、飲食店を数十店舗展開していたベンチャー企業へ役員として転職し

専務、社長を経、10数年のうちに事業規模を10倍以上にして去年退任された。


自分で60歳を退任時期と決めていると聞いていた、予定通り。

相変わらず、アグレッシブ。






「退任後のことは、まぁ何とかなるでしょ

生涯現役、死ぬまで仕事はしたいと思ってるけど、決めてないよ」

ワハハハハハハハ・・・・・


そんなふうに数年前から言っていたにも拘わらず

聞くと、自ら選んだ「役職定年」に、こんな彼でも直後体調を崩したとのこと。




会社が自宅から遠かったこともあり

早朝から夜まで仕事をして、サービス業という性質もあり

土日もほとんど仕事をしていた彼。

それなりに問題なかった「はず」の妻と終日過ごすようになると

どうもうまくいかない。

今まで一緒に過ごしていなかった間にできた彼女の行動パターンが

一挙手一投足、気になって仕方がない。



そんなある日

「あなたはこの家で、社長じゃないのよ」と言われ

そんなこと当たり前だと思いつつ

これはダメだと彼女への指摘を控えるようになる。

そうすると半年くらいで血圧も上がるようになって、体調絶不調。

そう、我慢は心身に影響が出る…。


せっかく縁があっての彼女との生活。

好きで一緒になったのに、嫌いで終わりたくない。




これはやばい、自分の居場所はここじゃない!

自宅で着々と居場所を整えてきた彼女の居場所

乱したり、奪っちゃいけない。

自分の居場所をつくらねば!





ということで、知人と立ち上げたという会社の名刺を渡してくれながら

携わっている仕事のネタの数々や

ゆくゆくはやりたいというネタについて楽しそうに話す。



なんと、その名刺。

ネットで印刷会社を見つけ、ウェブサイトのガイドに従いながら

自分でつくったという。



失礼ながら、決してセンスのいいものではないけれど

「今の時代、やろうと思えば、こういうことも自分でできるんだねー」と笑っている。




彼の場合、自ら決めた役職定年(退任)。

半年ちょっとの短期間で、自分の居場所を見つけた。

見つけるべきというのに、早く気づいて行動を起こした。



そんな彼が言ったのが、タイトルの言葉。


近所で、犬の散歩を毎朝喜々とやっているご婦人がいたんだけど

ご主人が退職して、犬の散歩交代したみたいなんだよね。

夫は楽しそうだけど、最近、その女性、元気なくてさ。


聞くと、今さら「犬の散歩は俺がやるっ」て持ってっちゃったらしくて。

ダメだよ、人だ大事にしてるもの、自分の都合で奪っちゃ。




さて、自分が「らしく」いられる居場所。

どこにある?

どこにつくる?

どう整える?

















株式会社ヒキダシ 代表取締役のブログ

個人と企業の潜在力を心底信じて引き出して、社会と有機的に繋ぐためにそっと背中を押す 「株式会社ヒキダシ」の代表取締役CEO岡田慶子とCOO木下紫乃が綴るブログ。

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