今、なぜミドルシニアこそ副業なのか



昨今話題になっている副業の定義を、ヒキダシでは

「本業のある人が、他の仕事をすること、そこで金銭的報酬を得ること」と置き

副業に「リカレント(学び直し)」の価値があるのではないかと、前回書いた。



これらをさらに深堀りすべく、先週末の2月10日(土)

ヒキダシでは、40歳以上の方で、副業(複業)や

セカンドキャリアについて考えている会社員の方を対象に

「今、なぜミドルシニアこそ副業・複業なのか」 

と題し、サイボウズさんのオフィスをお借りしてイベントを開催した。




開催してみてわかったことを、ざっくりと書くと


・企業の副業解禁はすすんでいる


・しかし、実際に副業をしている人は些少




そして、副業に興味がある人が参加という前提がありながらも

副業していない理由は、以下が大半。


・本業で手一杯だからできない
・何をしたいのか、何から始めたらいいのかわからない



そして、「自分探しの旅」のサポートや
副業を始めてからの物心のサポートなど
社内外を頼りにする声も上がりながら
こういった思い、方向性を共有できる「仲間」を切望する様子が伺えた。





「今、なぜミドルシニアこそ副業を」なのか


人生100年時代の、今や80歳くらいまで仕事をすることをも視野に入れると

在職の会社の65歳定年後を踏まえて今から何かしら準備するために

副業は好機ではないかということだ。


これまで仕事をしてきた業界、職種、内容。

どれもその時々で変化してきていると思うが

昨今の時代の変化の激しさが相当であることは言うまでもなく

かつ人生の後半戦は、企業の第一線での活動をする、上を目指すといったものではない

これまでとは違った道を進むことになる。



ミドルシニアのタイミングは仕事人生の後半戦の折り返し。
今一度、これまでの自分の仕事、仕事人生を振り返り
「就活」ではないが、これからを考え踏み出してみる一歩を

副業という機会でできるのではないか。


私たちはこう考えている。


今後を考えて見出した道へ、いきなり転職、というのは

もはや「年寄りの冷や水」になりかねない。

副業は、そんな変化への道への

スモールステップになるのではないかということだ。



一方、労働力不足の現場に

ミドルシニアの知見が役立つことは多々ありそうで

社会における雇用の流動化へのスモールステップでもあるというのが

ヒキダシの見解。


今回は、そんな仮説を持ってのイベントでした。



以下は、そのコンテンツ。

キーノートスピーチに、サイボウズ株式会社執行役員の松村克彦さん。



副業推進企業として、あまりにも有名なサイボウズなら

自ら挙手しての副業と思いがちだが

この松村さんは、そういうわけではなくて…と、

この先は以下のリンク先にお任せするが

社長から「副業したら?」と言われてショックだった

──会社一筋の執行役員が副業を始めるまでの話


当日は、ここに書かれている以上のその時々の心情を

それは丁寧に赤裸々に語ってくださり

参加者の共感だけでなく、問題意識もグッと引き寄せた。


①「副業する」と腹落ちするまで

②決めたものの、何をするか?何がやれるか?何のためにやるか?

自分探しの旅の過程

③副業してみての実際


ホント、もう一度言います。

副業したい人も、したくない人も

ここまで目を通したなら、絶対に読んでほしい

この松村さんに関する記事





その後は、会社の許可を得て副業をしている

片付けパパ©こと大村さんと


副業ではないものの、社外で周囲を巻き込んださまざまな活動をしている

マスコミ勤務の山口さんに加わってもらい



松村さんにも混じってもらってのパネルディスカッション。



それぞれが会社以外での活動をすることで

得たものはメリットしかない!と挙げたのは以下。



・自分の可能性が拡がった
・いろいろな働き方の人と出会い、様々な出会いの連鎖が起きての学びがある
・活動することで勉強する、成長に繋がる
・活動したことを実体験として仕事に還元できている




一方で、失ったものを問われると
副業を本業(会社員)+個人事業主(登録)で行うと失業保険の権利を失う!?
という衝撃的な事実に会場どよめきつつ
家族と過ごす時間や、一人でボーっとする時間を失っているかも、と。




とはいえ、副業がご自身らの幸福度を挙げているかという問いには

「50歳を過ぎて自分が変われた!成長を実感する」

と松村さん。



事後のアンケートに数名が書かれていた

「登壇者の笑顔がなによりも副業が楽しいを語っている」というのは

終了後の我らの写真からもお分かりいただけると思う。




今回登壇された方々誰もが、そして私たちヒキダシも

副業をするべきだ、とは言わない。


ただ、副業という選択肢もあって

意外にいいかもよ、って言いたい。




さて、そんな人が増え始めると、企業はどう対応したらいいのか。

戸惑いがちな企業人事のお声も届くなか

そこ、一緒に考えましょう!というイベントを

3月2日(金)市ヶ谷のDNPプラザにて、経営者、人事部の方を対象に

「うちの社員が副業を?!」人事部から考える会社と個人が対立しない副業・兼業

と題して開催します。



ヒキダシの毎度のスタンスどおり

こうすればうまくいく!というコンテンツ提供型ではなく

今回も、一緒に考えていこうという、こんな流れを予定。


 1.今、なぜ「副業・複業」なのか?

 2.副業している人は実際にどんなことをやっているんだろう?

 3.企業から見た副業解禁のメリット・デメリット

 4.実際に起こりうる課題と、その解決について

 5.交流タイム




当日は、ゲストに

厚労省の「柔軟な働き方に関する検討会委員」にも就任されており

パラレルキャリアに関する労務にもお強い

弁護士の荒井太一さんをお迎えすることで

企業が気になるリスクヘッジの観点からも議論が期待できます。



今回は、そんな場づくりを前提に定員20名。

早めのお申し込みをお待ちしています。



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株式会社ヒキダシ 代表取締役のブログ

個人と企業の潜在力を心底信じて引き出して、社会と有機的に繋ぐためにそっと背中を押す 「株式会社ヒキダシ」の代表取締役CEO岡田慶子とCOO木下紫乃が綴るブログ。

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